2004年
5月31
日(月)

其ノ八十九
「命日を 機に今年こそ 誓・約・掟」
6月 1日(火)
其ノ九十
水無月で 水に流して ミナのツキ
6月 2
日(水)
其ノ九十一
「イメージを 研ぎ澄ましつつ 初筆落とし」
6月 3日(木)
其ノ九十二
「モハマド君  日本が誇る  ひとつの想い」
6月 4日(金)
其ノ九十三

「祝清原 不祝国会 絶煙五日」

 一週間、何かに追われながら生活してしまい、溜めてしまった。
新しいミュージカルの作曲や、夏の恒例のアンパンマンの映画音楽の 作曲で、慌しい六月上旬が始まった。
 周囲も相変わらず慌しく、次から次へと事件の連続である。

 五月三十一日は、父の命日である。
四十三年前に三十六歳の若さで逝ってしまった父の遺影は若々しいままだ。 僕も、弟も、とっくに父の歳を越えて生きさせてもらっている。
 母も今年七十七歳だ。
 大学教授の弟と違って、親孝行も出来ずにここまで来た僕は、今年こそせめて この命日に天国の父と何かを誓って自分に何かを科そうと思った。
 自分が一番きつい事は何か?と考えながら出した結論は、『絶煙』だった。
 一日70〜80本吸っていたタバコをやめること、これは拷問のようなことのように思えた。
が、見事に(?)五日目を迎えている。
 折角父から託された命だから、大切にして少しでも長く父の分まで生きて、世の中に 役立つために、『絶煙』はとても自分ながらも妙案だと思っている。
 今までも行く度か「禁煙」行為をしてきたけれど、余り長くは続かなかった。
 今回は、苦しい気持ちもなく、むしろ他人の煙に頭痛を催しそうになり、嫌煙に似た様 の自分がいて、とても意外な現実が広がっている。
 このまま本当に『絶煙』を遂げたいと思っているのだ。

 何故だか心掛けを正しく持って、六月は過ごして行こうと思っているのだ。  五月までの閉塞感には、本当におさらばである。
 六月の沢山降るであろう雨に全てを洗い流して、今一度生まれ変わりたいと思っている。   それにしても、世の中はどうなっちゃっているのだろう。
 国会は年金悪法で荒れている。
 女子小学生同士で起きた殺人事件は大人たちの理解を遥かに超えてしまっている。

 そして、
 イラクのモハマド君の日本での治療は、亡き橋田・小川さんたちの魂の祈りでもある。
 清原選手は2000本安打達成おめでとう!

 今月もいろいろとありそうだけど、一つ一つ誠実に乗り越えて行こうと思っている。
 「辛い時を乗り越えてきたからこそ、こんなに嬉しく思える出来事だ!」と言う清原の感激に満ちた 言葉を、自分にも言い聞かせて見ようと思う。

 さて、今日から数日ホテルに篭って、作曲に専念する予定だ。
 まずは、アンパンマン!そして、新作ミュージカル「ゲド」!イメージを形にして、筆を走らせて行く時は いつになっても一番緊張する瞬間である。

 そしてそれが音になったり、歌になったりして、人々の心の中に届いてゆく、本当に嬉しい瞬間だ。
 だからこそ、頑張れるのだと思う。

 やるぞ!『作曲』、そして『絶煙』も・・・・・・・・。

 

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