其ノ五十五 「居直りと 厚顔無恥の 面の皮」 2004年 4月27日(火) 其ノ五十六 「熱き時 アニバーサルな 春嵐」
それにしても今日の風と雨は凄まじかった。 一昨日のつむじ風が東京にも来たのかと思う位な突風が 街を駆け抜けていた。 そんな中、社の十周年記念ライブが行われた。 天候が天候だったので、お客さんの入りが心配だったのだが、 あにはからんや、沢山の人が来てくれて大いに盛況なイベント となって本当に感謝の気持ちで一杯である。 出演したアーティストがみんな熱演ライブをしてくれ、滅多に ライブに足を運ばないような友人達も心から楽しんでくれたよ うで大成功な三時間半だった。 十年の激動の我が社の歴史に素晴らしい一ページが刻ま れて、新しい十年へのスタートが切れた事が何よりの喜びであ る。今回のイベントで初めて会った人達や、数十年来の仲間 である人達、そして何よりこれからの会社の歴史を築いて行っ てくれるであろうスタッフやアーティストの卵達の笑顔に、又新 たな希望と夢を抱く事が出来た自分がいて『がんばるぞ!』の 勇気が湧いたひとときであった。 時代は変わり、携わる人も変わり、環境も変わって行くけれど、 変わらないモノは『人の心』なんだなあとつくづく思えた夜だった。 今あることができる自分に常に感謝の気持ちを持ちながら、 沢山の人達に感動を届けられる人間、チームでいたいと思う。 今日のとてつもなく強い風は、倒れない、挫けてはいけない、 風よりももっともっと強い心で立ちつづけろと教えてくれていたの だろうか。 新たな船出に相応しい、象徴的な一日だったと思う。 みんなに感謝なのです。 政府閣僚達の年金未納の事実が次々と明らかになっている ふざけた現実がマスコミを賑わせているが、この苦しい時代を懸 命に生きようとしている庶民の必死さとは随分かけ離れた所にし か意識を置けないバカ政治家達にはもはや呆れてモノが言えな い感じだ。「うっかり」「知らなかった」という言葉で片付けようとす る臆面のない厚顔無恥な鉄面皮にこの国の危うい未来が透け て見えて哀しい限りである。 史上最低な投票率での三つの補欠選挙での与党の勝利は 民意の反映とは程遠い結果だ。棄権票こそがひょっとしたら一番 の批判票であるとも知らずに浮かれる与党陣営は、日本の大い なる恥さらしである。 このままでは、政治不信が加速してもっともっと危険な国の将来 が待ち構えているように思えてならない。 結局は、自分さえ良ければそれでいいといった人間として最も恥 じるべき国民性を露呈しているに他ならない。 他人の痛みが判る人間教育をしてくれる学校はないものだろうか。 この国に生まれたことを誇りの思えるような社会を、微力ではある が創り続けていきたいと思っている。 『人の心』の尊さを知る人間が一人でも多くいてくれる事を願い ながら今日という『一日』を終えようとしている。 また明日から頑張るぞ!
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