2004年 6月29日(火) 其ノ百十七 「思惑も ファンあればこそ プロ野球」 6月30日(水) 其ノ百十八 「一年の 半分終えて 折り返す」 7月 1日(木) 其ノ百十九 「ふた月目 煙の向こうに 絶煙宣言」 7月 2日(金) 其ノ百二十 「多摩の夏 疲れを知らぬ 子供たち」 7月 3日(土) 其ノ百二十一 「父として 生きた歳月 省みて」 7月 4日(日) 其ノ百二十二 「リーダーの 資質は普遍 タフな意志」 7月 5日(月) 其ノ百二十三 「二日後に 離陸を控えた うどん隊」
「遂に」七月が来た。 この「遂に」というのには、色々な意味が込められている。 一年の上半期が終って後半戦に入ったという意味。 私的にはタバコをやめてひと月が過ぎたという意味。 世間的にはこの国が、ある偏った方向に流れて行ってしま いそうな空気を見直す為の参院選がある月になった意味。 そしてやっぱり、新しい月が新しいツキを運んでくれることを 強く願う僕の思いを込めた「遂に」でもあるのだ。 7月7日には、我が社期待のバンド「ばんどえんど」が「うどん」 でデビューする。 準備を重ねてきた、A−hi(ア・ハイ)セクションの船出である。 宝島に向かって漕ぎ出した小さな舟が、やがては大きな船にな って行くのを心の底から皆で願いながら7月7日を迎えようとして いるのだ。 先週末、かねてから約束してあった昭島のつつじヶ丘保育園の 「お泊り保育」に講師として招かれた。 五歳の子供たちの際限ない「元気」は、僕に負けない「元気」 をくれた。久しぶりに会う子供、初めて会う子供、みんなどの子も 僕の昔からの友達のようだった。 いっしょにカレーを食べて、花火をやって、ゲームをやって過ごした 時間はかけがえのない思い出を作ってくれた。 みんなに、ニックネームをつけて遊んだ。 子供の感性はやっぱり凄い。 どんなことにも鋭く反応しすぐに憶えてしまう。そして感覚的な事柄 には何よりも機敏で記憶力も優れている。 ちっちゃな彼らは頼もしく、また末恐ろしい気がしている。 講演は、その父兄を対象に行った。 主には、普段こういった行事に参加する機会が少ないお父さんを ターゲットにしたいという園の希望もあって、「THE FATHER」と いうタイトルにして、父親としての子供との接し方について、自分の 考えや自分の場合を話した。 そして最後に子供へのメッセージワードを参加者から集めて、その場 で即興に歌を作り、みんなで歌って講演の幕を閉じた。 父親として自分は一体どんなだったのだろうかと振り返りながら語った けれども、合格点からは程遠かったのかもしれないと思っている。 七月も慌しく過ぎて行きそうだ。 プロ野球もファン不在で物事が進められているようだ。 政治も国民不在で進められないように、今度の選挙でしっかり審判 を下す必要がある。 「ばんどえんど」がいよいよリリースされて、我が社も何かが変わろうとし ている。 本当に新しい会社の歴史が始まってくれることを期待している。 七月がそんな萌しの月になってくれるのだろうか。 昨夜会社に集まってくれた「ばんどえんど」のメンバーの顔を見ながら そんなことを考えている自分がいたのだった。 さあ!がんばろう!七月!!!
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