2004年
5月21
日(金)

其ノ七十九
「夢離陸 期待と不安 共にあり」
2004年
5月22
日(土)
其ノ八十
「土曜日の 変わらぬ朝の 色模様」
2004年
5月23
日(日)
其ノ八十一
「訪朝が 無闇な闇に 包まれて」

  慌しかったようでいて何も変わらない週末が終わり、 いつもと同じ月曜日が訪れた。
 気候も久しぶりに熱い一日になりそうな様子だ。

 土曜日には小泉首相が北朝鮮に拉致問題の解決 をめざして出掛け、その夜五人の残留拉致家族を伴っ て帰国した。
 果たして対北朝鮮に思惑通りの交渉ができ、十分な 成果が挙げられたかどうかは新聞テレビを通じても「NO!」 と言わざるを得ない。
 帰国した家族、帰国が叶わなかった家族、安否に対して の正確な新情報が得られない多くの家族と、いずれにしても 被害者である日本の方が、まんまと北朝鮮の思惑に嵌めら れてしまったように思えてならない。
 事前の十分な根回しができないまま訪朝を決めた首相の 腹の中にあったものが様々憶測できて、実にさもしく思えて しまう。 年金問題そらし・参議院選挙対策などの意図に 由来したパフォーマンスだったことが見え見えの行動に国民が 騙される訳がないと思うのに、相変わらず姑息である。
 その甘さが不十分な結果を露呈させて拉致被害者の関 係者からは厳しい非難を浴びているのも当然のことだろう。
 色んなことがまたまた闇の中に入っていきそうな様相さえ感 じられて恐ろしい気分だ。
 先行きの動向をしっかりと見守って行かなくてはいけないと 思っている。

 七月と九月に我が社の二つのアーティストのCD発売が決 定して、その準備に追われて忙しいスタッフの様子を見ながら、  永年の夢が離陸できたことは嬉しいけれど、同様に始まって 行く期待と不安が彼らの中を容赦なく襲ってゆくことを思うと つくづく大変な世界だと実感してしまうのだ。
 神のみぞ知るその結果に向かってみんなで最大限の努力 をしてゆかなくてはと思いつつも、胃が痛い想いではある。
大ヒットするイメージトレーニングを十分にして行こうと思うのだ。

 何も変わらない土日を越えて新しい月曜日を迎えながら 少しは違った一週間を送れたらと思っている。

 

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