誰にも少なからず夢がある。
それを成就させるためには、ある程度の自信が必要だ。 でも行過ぎるとそれがつい過信になってしまい、油断に 通ずることになって足元をすくわれるのがオチだ。
この加減がとても難しいことは、おそらく誰もが知っている だろう。でも難しい！
　奢らずに自信を持ち続けることは、かなりの訓練と学習 が必要である。
　今、アテネを目指した最終予選で慌しいが、女子のバ レーボールが熱い。
　三連勝の選手達は、日に日にみなぎる自信に溢れた 表情になってきて頼もしい限りである。
　是非この自信が過信にならずにアテネへの切符を手に 入れて欲しいと思っている。
　僕にもたくさんの夢があって、叶う自信もあれば、自信が ない場合もあり、常に揺れ動いている所が凡人の証しで あるのだろうか。
　自信が持てたときにはつい過信になっている自分がいて、 失敗し、自信が持てないときは逆に弱気になって、やっぱり 失敗してしまうことがしばしばである。
　ホントに情けない自分を恥じ入るのだが、全て後の祭り なのである。
　平常心でいつもいたいのだが、その境地にはまだまだ程 遠い限りである。
　日々精進して、「奢らず、卑屈にならず」といった平常心 が保てる境地に少しでも近づきたいと思っている。
　叶う夢、叶わぬ夢、そのいずれも結果ではなくて、そこに 到達する道程での気持ちが大事なのだろう。
　これからも大きな夢を持ちながら生きてゆこうと思っている。